踏ん張って座る
『踏ん張って座る』と聞いて、
ん??と思う方も多いかと思います。
踏ん張るといえば、立っている姿勢で大きな力を出そうとする時に足腰に力を入れる状態が一般的な考え方だと思います。
ウィキペディアでは、
「開いた足に力を入れ、倒れまいとする。転じて、気力を出してこらえ、負けまいとする。」
と載っています。
では、『踏ん張って座る』とは??
簡単に言うと、
「骨盤を安定させた状態で座る」です。
(私のイメージです笑)
座っている姿勢で骨盤がしっかりと踏ん張れていると、なにか作業などをする時も余計な力を使わずに身体への負担を減らすことができます。
また、骨盤の“坐骨”と呼ばれる場所で座れていると、
骨盤が起きてくるため自然と姿勢も伸びやすくなってきます。
方法としては、骨盤の位置関係を整えたり
体幹の筋肉を調整することで綺麗な姿勢をつくることができます。
しかし、自分でやるのは難しいため
今回はセルフエクササイズ方法をご紹介します!
用意するものは、バスタオル!!
(直径15cmほどのゴムボールやストレッチポールでもできます)
先ずはバスタオルを丸めて、太さが直径10cm程になるよう調節します。
できるだけ固くなるように、きつく丸めましょう。
続いて、丸めたバスタオルを輪ゴムなどで固定します。
これで準備はできました!!
このバスタオルの上に座るだけです!
丸めたバスタオルを横にして座るのでなく、
丸太にまたがるようなイメージで座ります。
足はあぐらでもいいですし、
丸めたバスタオルを椅子の上に置き、足を下ろした状態でも大丈夫です。
座っている時は、おへそを前に突き出すイメージで骨盤を起こして座ります。
ゆーっくりと深呼吸をしながら2分ほど力を抜いて座ります。
2分ほど経った後、ゆっくりとバスタオルから降りて
床もしくは椅子の上に座ります。
しっかりとお尻が地面についている感覚があると思います。
この状態が『踏ん張って座る』状態です。
安定して座れると、長時間のデスクワークや車の運転などでも身体の負担を減らして、肩こりや腰痛の予防にもつながります。
骨盤周りを鍛える方法もありますが、
自分でできる用に色々なアイテムが出回っています。
無理なく継続して行うためにも、
身体を元気で保つためにも、ケアも忘れずに行ってくださいね!笑