足首
2月にスノボに行きました。
私が高校生の時から仲良くしてもらっている
先輩3人と一緒に毎年行っている恒例のイベントです。
道中は散々で、私が車を出したのですが、
3時に家を出発して新潟の神立高原スキー場を目指していたのですが
渋滞と関越トンネルの通行止により、
結局目的地を変え群馬のホワイトバレースキー場に行くことにしました。
到着したのは12時過ぎ。笑
10時に新潟について滑り始める予定でしたが、大きく狂ってしまいました。笑
スキー場は、連休だったのにも関わらずそんなに混雑はしておらず、気持ちよく滑ることができました。
しかし、悲劇は突然起こりました。
スピードを出して滑っていると、バランスを崩してしまいました。
減速しようとブーツの中で強く踏ん張っていると強い衝撃と共に、左の足首を痛めてしまいました。
最初はふつうに歩けない痛さではあったのですが、時間が経てば治ると判断し放置したまま再び滑り始めました。
早朝からのトラブルによるタイムロスがあったため、滑る時間が短くなってしまい、元を取るくらいの勢いでいました。
今考えると、それもまた良くなかったなと。笑
その後、1週間以上経っても痛みが変わらなかったため、自分で根本からケアをしていくことに決めました。
方法は、過剰に張ってしまっている筋肉のマッサージと立っている時、歩いている時の足にかかる重心の調整(かばって外側に重心が逃げてしまうため、痛くない範囲で内側に重心を戻す意識)、ストレッチと今まで教わってきたアーサナを伸びを意識して行いました。
そして大事なのが、足首の使い方を変えることです。
なんだかんだで痛みなく歩けるようになるまでに5週間はかかりました。笑
こんな怪我をしてしまう原因は、おそらく元々の身体の使い方がうまくなかったのだろう。と思います。
そして今回学べたことというのは、
“足首の使い方が下手”
“1発で治る特効薬はない”
ということです。
元々うまく使えてない部位が災いして起こった怪我が短時間で根本から改善するとはあまり考えられません。
車で例えるなら、
ブレーキの効きの悪さが災いして起こってしまった事故(へこみとしましょう)があるとします。
この“へこみ”というのは、あくまで結果であって原因ではありません。
つまり、この“へこみ”を直したところでブレーキの効きが改善するわけではありません。
“へこみ”とブレーキ、双方に介入しなくては、トータルの改善が見込めないのです。
もちろん、今回の私の足首に対して言えることであって、
他の全てに言えることとは限りませんが
結果と原因の関係性から最良の対処方法を考察して実践する。
これは、身体を扱う私たちのような医療者だけでなく、他の職種でも当たり前のように言えることだと思います。
この当たり前を改めて実感できたことを今は嬉しく思っています。
日々、どんな些細なことでも、
気づきと考える癖をやめないでいれば
きっと良い学びがあると信じて今日ものんびり出かけてきます!笑