首こり〜第2弾〜
前回の記事で、『首こり』について
姿勢の面からケア方法を載せました。
ケア方法を実践して頂いた方は、普段の姿勢は意識できるようになってきたと思います。
しかし、普段の生活で常に止まった状態でいるわけないですよね。
今回は、動かし方(下を向く際の身体の使い方)について書いていきます!
真っ直ぐな綺麗な姿勢でいるのに、身体の動かし方で負担がかかってしまっては進歩はあまり望めません。
下を向く時に、首だけで動いていては身体は大変です。
前回の例で挙げましたが、
安定した椅子に力を抜いて座れているのに
椅子と机の距離が離れていては毎回前かがみになってしまい負担になりますね。
そういう時は、椅子と机を近づければ改善が見込めます。
つまり、土台となる部位から動かせばいいのです。
背骨は、1つ1つの動きは大きく出ませんが、
全体で動かすことで大きな動きが出るようになります。
首だけで動いていては、過剰に首の骨を動かすことになり、骨や椎間板への負担が大きくなります。
そして、その過剰な動きをセーブするために、筋肉が頑張って支えようとし、筋肉も疲れてしまいます。これが“こり”につながります。
負担を減らすには、インナーマッスルと呼ばれる『耐久性が高く関節を保護できる筋肉』を使う必要があるため、すぐに変えるのは難しく、運動による練習が必要です。
(この練習は、普段使えていない動かし方のため、筋肉が動かし方を忘れてしまっているため。
小さな子供や赤ちゃんが肩こりや腰痛がないのは、本来のきちんとした使い方が出来ているからです。
※徐々に、日々の身体の使い方や癖で身体が変わっていく)
下を向く姿勢は、お腹に軽く力を入れた状態でみぞおちあたりを中心に、みぞおちから上の背中から動かせると理想です。この時、肩に力が入ってしまうと意味がないので気をつけてください。
仰向けで寝た姿勢で膝を立て、みぞおちから上を持ち上げるような、運動としてもできるので試してみてください!
(肩は力を抜いてくださいね!笑)
この、動かし方というのは
感覚がつかめるまでは難しいと思うので、
きちんと練習したい場合は、個別の整体で受け付けておりますのでホームページからお問い合わせくださいませ。
以上、姿勢に続いて動かし方でした!!